汗をかくの、いやですか?
これから気温が高い季節になりますね。
洋服の汗染みや、あせも、体臭など、気になってしまう方も多いかもしれません。
お客様の中でも、過度に汗を嫌う発言をされる方が時々いらっしゃいます。
私的には、スポーツなどで汗をかくとすっきりするので、それほど嫌いではないのですが、
汗=やっかいな存在、くらいイヤ!って発言を聞くとびっくりしてしまいます。
実は、外気の気温により全身の汗腺から汗を出して体温調整できる生き物って、人間くらい
なんですって。他の動物では、馬が全身汗をかくけど、体温調整よりも精神的な影響から発汗する
働きが大きいようです。犬などは足の裏だけだったり。
逆に汗をほとんどかかないって方もいらっしゃり、そういった方は身体に熱がこもりやすい
です。散熱できず頭痛を招いたり、熱中症になりやすかったりします。
また、最近の子供たちは、昔に比べ、体温調整の能力が下がってきているんじゃないかと思います。
汗腺は幼少期に発達するので、小さい頃はあまり快適すぎる室内に長時間いるのも将来的に体温調整しにくい
身体になり、結局外気の変化に対応しづらくなってしまいます。
このところ、年々気温差が激しくなっていますが、その都度体調が悪くなる方の中に体温調整がうまく
いかない方が見受けられます。
汗はかいたらこまめにふけば、それほどにおいも気になりません。
こういった事もわかると、必要以上に汗を嫌わなくなりませんか?
人間の身体の仕組みは、本当にうまくできてるのです。