漢方を飲んでいます

今年の春ごろから、漢方内科で処方してもらって漢方薬を飲んでいます。
きっかけは肌のマスク荒れ。最もひどかった時は化粧水も刺激になり、肌がひりついていました。
皮膚科で薬をもらったこともありますが、ひどい症状は治まるも、それ以上の改善はあまり期待
できないかなと思っていました。美容鍼もしましたが、正直鍼だけで改善は難しいなとも思って
いました。東洋医学では、皮膚は内臓を反映するという事もあり、「そうだ!漢方だ!」と。
なぜそれまで気が付かなかったのかと思いつつ、女性専用漢方内科を受診。
そこで先生から言われたのは、「更年期の時期だから余計に肌に出ちゃったのかも」って。
自覚的な更年期症状はお陰様でなかったのですが、実は私もひそかにそう思っていたところも
ありました。ホルモンの変化の時期とマスク生活というのが重なって、自分の弱い部分であるお肌に
来てしまったようです。そして、振り返ってみると、細かな身体の変化は少し前から出ていたのです。
施術を開始するとすぐに暖かくなっていた手が、特に冬場なかなか暖かくならなかったり、
いろいろプチ不調があったことに気づきました。
今現在、だいぶお肌は改善され、身体の冷えも整ってきたように思えます。
施術者でありながら、少しずつ変化する自分の身体を認識するのはとても難しいなと感じました。
漢方や鍼灸は不定愁訴の段階で身体の改善を促します。
鍼灸は血流をよくして身体の巡りを整えるのが得意ですが、漢方は不足した成分を補うのが得意。
西洋のお薬は明確な敵がいる場合威力を発揮しやすいです。
かなり単純な物言いですが、それぞれの得手不得手を知っていると幅が広がります。
現代は西洋医の受診が主流なので、そこで術なしといわれると、他に方法がないように思って
しまうのですが、鍼灸や漢方の選択肢を持っているととっても幅が広がります。
鍼灸も漢方も、こんな症状で行っても大丈夫かな?と思う症状でも対応可能な場合も多いので、
もしも気になることがあればたずねてみるといいですよ。