痛みの相談はここから!整形外科と鍼灸院、あなたに合うのはどっち?

名古屋・伏見エリアの鍼・灸・指圧の治療院『Lighpe(ライペ)』です。
肩こりや腰痛、膝の違和感など、体の不調を感じたとき、まずどこに相談しますか?
多くの方は「まずは整形外科へ」と考えるでしょう。
しかし、検査や処置を受けても痛みが続いたり、体の動きが思うように改善しない方も意外といらっしゃいます。
そんな時は「鍼灸院」という選択肢があることを、ぜひ覚えておいてください。
今回は整形外科と鍼灸院の特徴を知ることで、自分に合った選び方の参考にしていただければと思います。
「この痛み、どこに相談すればいいの?」と迷ったときに、気軽に目を通してみてくださいね。
痛みや不調の相談先:整形外科と鍼灸院とは
■ 整形外科ってどんなところ?
整形外科は、骨や関節など体の「骨格や運動する部分」のトラブルを診てもらう病院です。ケガや骨折、関節の変形、ヘルニアなど、はっきりとした原因がわかるときに頼りになります。
レントゲンやMRIなどの検査で原因を探し、必要なら手術やリハビリなどの治療を受けられます。健康保険が使えるため、費用の負担も抑えられるのが安心ポイントですね。
ただし、診察は短時間で行われることが多く、検査で異常が見つからなかったり、慢性的な肩こりや疲れ、腰のだるさなどの症状には対応が難しい場合もあります。こうした場合、痛み止めや湿布だけで終わることも少なくありません。
急なケガや明確な病気の治療に強い一方で、慢性的な不調には他のケアと組み合わせることをおすすめします。
■ 鍼灸院ってどんなところ?
鍼灸院は、東洋医学の考え方に基づき、筋肉のこりや姿勢のゆがみ、自律神経の乱れなどにアプローチしながら、体全体のバランスを整える場所です。肩こりや腰痛はもちろん、「なんとなくだるい」「疲れが抜けない」といった原因がはっきりしない不調もケアしていきます。
たとえば、膝の痛みがあっても、腰や足の筋肉・バランスを整えることで動きが改善することもあります。体の一部だけでなく、全体を見て施術するのが特徴です。
整形外科で手術をすすめられた方が、鍼灸で改善したケースも少なくありません。鍼灸は、骨や関節の画像診断では見えにくい筋肉や体のバランスの乱れに対して力を発揮するんです。
鍼灸でも健康保険が使える場合がありますが、対象は限られていて、部分的なケアにとどまることが多いです。より効果的に体の調子を整えるために、自費診療もぜひご検討くださいね。
病院と鍼灸、上手に使い分けるポイント
体の不調を感じたとき、まず病院を受診するのは自然な流れです。
検査や画像診断で体の状態を詳しく調べられるのは大きな安心につながりますね。特にケガや急な痛みがあるときは、病院での処置が早く良くなるためにとても大切です。
ただ、検査で異常がないのに不調が続いたり、「年齢のせいですね」と言われたけど日常生活に支障を感じている場合は、もう一つの選択肢として「鍼灸院」を思い出してみてください。
鍼灸では、体全体のバランスを整えるという視点から、不調のもとになっている筋肉のこりや姿勢のくせ、自律神経の乱れなどにアプローチしていきます。気になる痛みの場所ではなく、思いがけないところをゆるめることで、自然と症状が軽くなることもありますよ。
病院と鍼灸、どちらが良い・悪いというわけではなく、それぞれ得意な分野がありうまく補い合える関係です。今の状態や目的に合わせて、上手に使い分けてみてくださいね。
たとえば、ケガをした後に整形外科でコルセットやギプスなどで固定していた場合、その部位の筋肉が細くなったり硬くなったりして、柔軟性や動きが失われることがあります。
すると、動作のクセが残ってしまい、気づかないうちに体のバランスが崩れ、しばらくしてから別の部位に不調が出るケースも少なくありません。
病院で「治療は終了です」と言われたとしても、それは主に骨や関節といった内部の回復を指していることがほとんど。周囲の筋肉のバランスまでは見てもらえないことが多いんです。
特に中高年になると、筋力の回復がゆるやかになったり、固定による硬さが長引いたりと、こうした影響が後々まで残ることもあります。
もちろん、コルセットなどの固定はケガの回復に必要な処置ですが、その一方で筋肉が硬くなるなどの影響がある、という側面も知っておいていただけたらと思います。
鍼灸では、固まった筋肉をゆるめたり、動きのクセを整えることで、体全体のバランスを取り戻すサポートができます。
「本当の意味で元通りに戻す」「再発を防ぐ体づくり」といった“仕上げのケア”として、特に年齢を重ねた方にこそ、活用していただきたい方法です。
ここで、当院にいらしたお客様の声を少しご紹介しますね。
◆ 首の不調でお悩みだった方の場合
首の痛みで整形外科を受診したものの、「今は特に治療の必要なし」と言われたという方がいらっしゃいました。
検査で大きな異常がなかったとしても、不調の原因は筋肉の緊張や姿勢のくせにあることも。
鍼灸では、そうした小さな不調の芽を早めにケアすることで、症状の悪化を防ぐお手伝いができます。
◆ 膝の手術後に動かしづらさが残っていた方の場合
手術は成功し、リハビリも終えたのに膝がうまく動かせない…そんな悩みを抱えていた方もいらっしゃいました。
そこで当院では、膝だけでなく全身の筋肉や関節のバランスを整える施術を実施。結果として、膝の動きがスムーズになり、リハビリの効果も実感できたそうです。
このように鍼灸は、病院での治療をサポートする心強い存在として、きっとお役に立てると思いますよ。
継続ケアと日々の習慣が、体を変えていきます
「なんだか体が重い」「疲れが抜けにくい」。そんな不調を根本から整えていくには、一度きりの治療だけでなく、定期的なケアと日々の習慣が大切です。特に40〜50代以降の方は、月1回ほどのメンテナンスを続けることで、体のバランスが整いやすくなります。
鍼灸は、体の土台を少しずつ整えていくのが得意なケア。気づけば「疲れにくくなった」「無理がきくようになった」と変化を実感される方も多くいます。
また、家でできる軽いストレッチや体操も立派なセルフケアです。「やらないと気が済まない」と自然に習慣になれば、もう安心ですね。
変化は少しずつですが、続けることで確かな手応えが出てきます。自分で変化がわかりにくい時は、鍼灸にて体を診てもらうことで、「ちゃんと整ってきてるんだ」と実感もできますよ。
鍼灸院は、自分の体と向き合うきっかけになる場所。日々のケアとあわせて、上手に活用してみてくださいね。
不調は誰にでも起こるもの。そんなときは、鍼灸という方法もあるんだ、と思い出してもらえたらうれしいです。
気になることがあれば、ぜひご相談くださいね。
あなたの体と心が軽くなるよう、丁寧にサポートさせていただきます♪